5月の連休に入りましたが、繁殖に参加しない若いトドの群れが少数で根室海峡内に留まっています。
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目立った被害が報告されないのは、沿岸部に湧いているニシンに依存しているからでしょう。
沖に出てタラなどの魚類を狙い魚網を破く必要もないからなのかもしれません!
双方にとって被害が無ければ共存共栄は可能な選択肢ですがそうはいかない冬の海です
1昨年は初の許可となりトドの追い払いを実施しました。
実は面倒な話ですが、トドにはトド専用で購入した弾以外は使うことが許されません。
その年はトド調査のための捕獲定置網周辺でも追い払いを行いました。
だってね、自分含め被害が顕著だったのです。
そのため、昨年は調査が終わる1月まで追い払いなどは行わないように通達されちゃいました。
何せ自分の担当海域に捕獲調査の定置網が入っているわけですので、弾を買う手続きもせず、パトロールのみ!
先日、銃検査の際になぜトド弾を購入しなかったのかという事情聴取を受けました。
調査が終わる1月末まで追い払い禁止、自分は12月終了なので弾を購入する必要が無かったのですが、それ以前にどういうわけか被害の無い年で撃つ気もなく。
船のエンジンはいつ死んでもおかしくない状況でパトロールも行きたくない状況でしたが、エンジン入れ替えました。
今年というか令和元年度は流氷が来る時期までトドを追い回したいと思います。
仲間漁業者の悲痛な叫びに何とか応えたいと!
それにしても、弾の扱いというか用途には細かい規定があり、追い払いならば狩猟・有害などの弾を転用しても良いと思うのですが?
調査はもうよいわ!
だって捕獲枠増えないでしょ!
その間に我々が廃業しちゃうって!