沿岸の海藻海域で卵を産み付け、オスが放精するわけですが初めて見ました。
というのは羅臼でニシンが漁獲されていたのは昭和の30年代初頭を最後に終わっています。
約60年と歳月を経て起きたわけです。
目に見えてわかるのは羅臼町幌萌町沿岸部、でも他の場所でもうっすらと濃くは無いですが起きているようで微妙に海面が白く、白い泡の層も帯状に連なっているのが標津町までありました。
ニシンで御殿が建ったのは昔の話。
貴重な有機肥料として利用価値があった時代です。
現在は魚価安でどうにもなりませんが、悪い事ばかりではありません!
このニシンを捕食するマダラ類をはじめ魚類が沿岸部にやってきています。
とりあえずここ数年は様々な魚種交代が起きているようでそれに耐えられるかが我々漁業者の生き残る道でしょうね?