自分は例年の場所から避難したので今のところ被害を被ってはいませんが、隣で操業する仲間の漁船の刺し網がトド被害に遭いました。
自分も被害にあうのはタイミングの問題です。
根室海峡の捕獲枠は全部で15頭、昨年度は10頭しか捕獲実績がありませんでしたが、これには理由があります。
止むに止まれぬ事情!
現在、適正頭数の管理、(自分らにとっては捕獲枠の拡大)に向けて学術的な調査が行われていて、発信機装着のための定置網を仕掛けています。
その場所はいわば、集まる場所。
装着を待っている間に月日は過ぎ、捕獲のタイミングを逃します。
撃つことはできないので、その場所がまさに保護区状態!
エゾ鹿と同じですね!
でも大事な調査ですので協力します。
その場所から外れたところに群れがいないか一応、索敵するわけですが夜間にやりたい放題して、昼間は安全な場所でくつろぐ!
調査は今年度で終了し、来年度に期待ですが、撃つハンターが少ない。
漁業者ハンターと言いますが、自分を例に例えると凪の良い日は本業が忙しくとても無理。では時化休みの日は?当然無理ですね!
今後、船を貸す漁業者と一般のハンターがタッグを組んでいかないと成り立ちません
今はその提案をどこでしていくか調査の結果を待ちたいと思います。