北海道、帯広市に近い足寄町、有名人を輩出していますが化石でも世界でここだけというのが多数あります。
あっ、その前に有名人ですが『松山千春』『鈴木宗男』両氏でしょうか!
さて化石博物館の方、最近新種に認定されたクジラ化石が一般公開されているのですが8月末で終了するというので急遽、お盆休みを利用して見に行ってきました。
同時に自分も解体に参加したツチクジラBの全身骨格もどうなっているのか気になった次第!
あちらこちらで雨に関する警報が出ている中、熱い走りで阿寒横断道路の難所を制し、短時間で到着。
タイキケトゥス・イノウエイ・・・・だそうです。
アシカの祖先も同時に、こちらの名前は『アロデスムス・ウライポレンシス』舌噛みそうです。
頭蓋骨の一部らしいのですが、自分にもこれがどの部分なのかわかりませんが見る人が見ればわかるのですね!
アシカの祖先なのですが現在のトドとあまり変わらないようで、こちらは骨を見ればどれがどの部分かはすぐわかりました。
化石が出る地層が紹介されていましたが、実は羅臼、斜里にも同様の地層があります。
川を上れば羅臼なら松則以南ならどこにでも!越川層と幾品層がまさにそれで、貴重な化石が埋まっていてもおかしくないわけです。
足寄町で発見されたクジラですがヒゲクジラなのに歯があります。
ミンククジラ(下)とコククジラ(上)
ミンクの肩甲骨を見て大きさや厚さから、最近ビーチコーミングで拾った肩甲骨がミンクではない可能性が出てきました。
澤村館長と話したのですが、持って行けばよかった!
マッコウクジラとツチクジラの全身骨格はデカいだけあって迫力があります。
昔、根室の海岸に行ったときにマッコウクジラと思われる頭骨が転がっていました。あまりのデカさに重機でないと動かせないレベル!きっと時化やら何やらで風化したことでしょう。
シャチは羅臼からお嫁に行きました。
羅臼の方はぜひお立ち寄りいただければ!
ところでツチクジラBの話です。
通称『クロツチ』『カラス』とも呼ばれているツチクジラの未確認種です。
既に羅臼では数頭揚がっており、この足寄化石博物館にも、全身骨格が展示を待っている状態です。
関係者の論文もすでに出来上がり
あとは国立科学博物館の山田格先生待ちなのです。
澤村先生と話しながらもう少し尻を叩いてはどうかという話にも?
このままでは世界に向けての発表が他国に奪われる可能性が出てきました。
よりにもよって、それが韓国だという噂も!