17日、日曜日に行ってきました。
8時に野付半島基部をスタートし昼前には野付ネイチャーセンター着という構想を描いてのスタートで、午後2時から始まる知床開きのコンサートに間に合わせる腹積もり。
目的はA-tag捜索ですが、見かけるものは何でもあり!
行程は想像以上に困難を極めました。
半島の東側は浸食防止でテトラポットと防波堤が万里の長城の如く!
間の砂礫は足首まで埋まる歩きにくさ!
時々、ペットボトル中心のゴミの海も歩きます。
死体①(トド)
哺乳類の器官(喉から食道にかけての部分)
テトラポットの海、ひたすらこの上を歩く!
防波堤との間は法人事業者による不法投棄が目立ち、危険!道路からは見えないのでね!
半島に近付くにつれて徐々に隙間もできてきます。
死体②(イルカの死体で脊椎の形状で判断)
死体③(アザラシの子供)
死体④(トド)
廃油の詰まったオイル缶、業者は回収するので漁業者が自ら交換して捨てています。
そんなのがゴロゴロしていて、各漁場の中には敷地内の地面に穴を掘って捨てているところもあります。
無償で回収してくださるのですが残念です。
死体⑤(トドでひも状のは小腸です)
珍しく、まだ牙も残っていました。
野付半島の漂着死体については過去に愛護団体との悶着の舞台となった場所でもあり、各方面に多大な発狂し苦情を寄せたようです。
まだ奴は生きてんのかな?
石英の塊にですが一部ジャスパーを取り込んでいます。磨けば綺麗な石です。
大潮明けの満潮時間帯で歩きやすくなってきましたが、全行程のまだ3分の2で12時を回りました。
死体⑥(トド)
クジラの脊椎骨、擦り減っていますがそこはわかります。
クジラの肩甲骨!幅は50cmくらいありましたね!
ロシアのミネラルウォーター容器ですが、中身は廃油!ロシア人もやることは同じか
陸上自衛隊沿岸監視群の施設前を通過時点で13:30
施設の遠景を載せるのは流石に不味いだろうということで自主規制!
北朝鮮なら射殺レベル、近隣諸国なら身柄拘束レベルですが、日本は無問題!
地元人ならみんなが知っている施設ですし、外国人観光客が付近をウロウロ!
午後2時近く、終点到着です。
奥の建物は津波到達時の避難施設ですが、役に立つ日が来ないことを祈ります・・ていうか普段は施錠されていたような?
で、コンサートは諦めて、元の出発地点へ友人に送ってもらいました。
想像以上にハードで心が折れそうになったのは初めてかもしれない。
次は春国岱を!