世界的にはマグロ(クロマグロ)の資源量が減っているということで問題になっています。
まるで日本が悪いみたいですが、欧米は猫の餌として利用もしていたはずなのでそんなに言えないのではと、ここもクジラと似たような気がします。
さて、マグロの細かな漁獲枠が設定されたのは2~3年前か?
ここで問題になるのが漁獲しないようにする方法です。
漁業者や魚類の専門家なら誰でもわかるはずですが、マグロのような泳ぎ続ける魚というのは体表面にわずかでもキズが付くだけで命取りになるということ。
定置網のように移動が出来ない漁法では網を揚げる以外に方法はありません、しかしそれは漁業者にとって生活に困窮するわけで関連業界も含めると大変なことです。
漁業の世界は政治的に翻弄されても保証のない世界、憐れなものです。
マグロもブリもニシンやサンマサバなど定置網で水揚げする際に圧がかかればほぼ死滅します。放流しても意味はないわけで、ただのゴミとして資源が無駄になるだけ!
もったいない話です。
羅臼でなら、イカがそうでした。
昨年は宗八カレイやクロゾイでしょうか?
ブリは規制が無いので助かったようです。
逃がすという苦しい名目の投棄です。
刺し網も秋鮭も同様に逃がすという名目の死体投棄です。
当然海保も、国や道の指導取り締まり機関も目を瞑る、法の抜け穴!
獲りたくなくても獲れてしまう災害みたいなものなのだから何とかならない物でしょうかね?
獲りたい魚、許可のあるものだけを獲る方法など存在しないことを官僚と世間は知っているんだろうか?