冬季のオリンピックじゃなくて、冬季のエゾ鹿有害駆除2日目です。
2月から毎週日曜日ですが、すでに4日と18日は吹雪中止で双方命拾いです。
午前の部は展開を早々に読まれてしまい、既に猛ダッシュで雪原を駆け抜けた跡がありましたがそれでも何頭か残っているようなので巻き狩り開始。
キツイ山を登り返し、小休止中の若手隊員たち
しかし、残りもチラ見せするだけで勢子の顔を見ながら背後に抜けられました。
どうにも、人が足りません!
今日はダメかもしれない・・・自分のスランプと重なり、惨敗の帰路の足取りは重い
気を取り直し、午後の部!
念入りに下見はしました。
あとは、射手が鹿に気取られないかどうかです。
重要な指示だけだし、登山準備!
戦場は橋恋(ハシコイ)沢!昭和50年代に羅臼猟友会のベテラン羆撃ちが返り討ちに会ったいわく付きの場所です。
ベテラン先輩ハンターにも有無を言わさず登ってもらいます。
それぞれ配置についてもらいました。
しかし、誰も鹿の姿が見えないという・・・ダメそだねぇ~・・・そう思い始めたとき、1頭だけ見えるという?
下見では20頭ほど居たのに・・・・やはり気取られたのか?
気を取り直し、皆には出てくる可能性があるので注意するように指示し、その見える1頭を撃ってもらいました。
するとどうでしょう・・・?
木々に隠れるようにしていた鹿が一斉に出てきました。
それはもう・・・どこぞの国々の戦場と変わらない凄まじい銃声!
自分もそうですが新人君らは初めてというような凄さでしたね!
1頭残らずすべて適切に処理しました。
回収大変でしたね!
ちなみに自分は記録撮影のみ!えらい身分になったものです
動画で撮影してYouTubeに置けばよかったと思いましたが、さぞかしクレームの嵐になったことでしょう。それほど凄まじかったのでした。
何頭獲ったか?
それは言えません!
大半がデカい雄・・・彼らは二度と恋する季節を迎えることなく橋恋の沢に眠ったのです。