自分の町内に限った話ですが、熊の通る道ってある程度決まっています。
エサを探すのではなく移動するための通路としての話ですが!
そんな場所の小さな川のダムとダムの間もよく利用されていて、過去にエゾ鹿狩猟で2回遭遇しています。
どちらもこちらが先に気が付いたので素早く身を隠し、上手くやり過ごしました
昨年、北海道大学と斜里町立知床博物館を中心とした調査が入り最低6頭(遺伝子から確実に識別できた頭数)から11頭(映像等)が利用していました。
報告書の画像を見ましたが、でかいのは立ち上がると2mをはるかに超えるし!
(画像は許可を得てお借りしました)
この、熊通路のど真ん中にある背擦り木!
入れ代わり立ち代わり背を擦り付けてマーキングするのですっかり変色しています。
幹を1周していますね!
色が変色しているあたりまで背中が届くということでしょうかね?
樹皮も剥がれてきているのでこの松・・・死んじゃうんじゃ?
小熊も含めて入り乱れた中で大きさが分かったのはこの前足幅15cmだけ!
冬眠直近となり、いつもの年ならば遡上している秋サケが主食となるはずだったのがご承知の通り極端な不漁でピンチです。
必死で水芭蕉の根を掘り起こしています。
現場は鹿と熊の足跡が入り乱れて・・・・
水芭蕉の根と一緒に土も食べてしまうんでしょうね?
エゾ鹿の毛も交じっています。
どんなのが通っているのか雪が降り積もるまで観察しようと思いました。
早速写り込んでいたのは150kgくらいかな?
さてさて、楽しみですが町内会はこいつらと上手く共存できています。