先日、地元U水産定置網の船頭から連絡があり、乗船させてもらうことに!
U水産と言えばこの間の子犬4匹が捨てられていたのを保護してくれた会社です。
邪魔にならない様に船の上をウロウロ!
箱網に近寄ります。オモテ(船首)の乗組員体勢
トモ(船尾)の乗組員の体勢
既にご存知の通り、秋鮭が幼魚時代の低水温で壊滅的な被害に遭い成魚となった今、著しい不漁です。
多くはブリとシイラ、赤く見えるのはクラゲです。
沖での作業は危険を伴い、緊張が走ります。
油圧ドラムの操作は油断すると大変な事故になります。
勢いよく魚が暴れます。
体長が2m以上あるマンボウは外へ放流。
マンボウがロープをかけるため網の中に人が入ります。
作業は続くよどこまでも!
マンボウ・・・レッコ(捨てる=放流)!
マンボウ・・・・れっこ!
商品価値がありませんからね!
価値のある魚は船倉へ!
魚体の大きいブリは血抜き処理!
秋になり、ブリは丸々としてきましたね!
先日、とうとうお魚さんでもこういう画像がテレビでモザイクがかかるのを見る様になりました。
終いには料理番組もモザイク処理されるかもしれませんね!
やがてテレビはモザイクだらけになって何が何だか分からなくなる時代になりそうです。
安泰と思われていたイカ釣り漁業が危機的な状況になり、さらに不滅と思われていた秋サケ定置網漁業がこんなふうになることなど誰が想像できたでしょうか?
終盤に向けて少しでもすべての一次産業が上向いてほしいと願うばかりです。