ほとんど雨らしい雨が降らない日々が続いて2か月余り、川の水位も下がり、登山関係者なら身に染みていると思われますが水飲み場が枯れるという・・・。
牧草の2番刈り取り最盛期であちらこちらで火事の話を聞きます。
我が羅臼にも少数ながら酪農家が営農しておりましてその道路上を日々、アブと格闘し、目の前を堂々と横断する熊に怯え、自分の中の『休んじゃえ』という悪魔の囁きと戦いながら日々マラソン練習しておりますが、そのコース上でボヤがありました。
昼に仕事から揚がって来て昼食と思ったら消防の緊急連絡!
そのまま現場に向かいました。
大事には至らなく過熱により草の一部が燃え、いくらか機械も損傷したようです。
農業者としては万が一燃え広がった場合を考えての消防通報でしたが、それでいいんです。
大事の前の小事!
機械は助かりそうもありませんが、作業は仲間が助けてくれるでしょう。
昨今は消防も救急車もクレーム対応でサイレンの音を小さくしたりする時代です。
救急車をタクシー代わりに使う話はよく聞きますが、消防車は流石にありませんね!
緊急車両を取り巻く日本の現状をよく表した言動をこの間、見かけて悲しいほど納得です。
救急隊員にベッカムがコーヒーを差し入れするのがイギリス。
現場の警官や消防士に大量のスタバが届くのがアメリカ。
現場に「頑張れ消防士」の横断幕が掲げられるのが香港
現場の警官や消防士に大量のスタバが届くのがアメリカ。
現場に「頑張れ消防士」の横断幕が掲げられるのが香港
出動続きで昼も夜も食べてない救急隊員が、車内で缶コーヒーを飲んでると119にクレームが入るのが日本
我が羅臼でもサイレンに対してクレームを言う人は時々見かけますが、それは他人事だから、もしもそれが我が身であり関係者に対してならばこれほど勇気づけられる音は無いはず!
この日本社会のおかしな光景は隣国の影響が大きいと思うのは自分だけだろうか?
あっ!火事気をつけましょうね!