9日日曜日、羅臼町総合防災訓練に参加しました。
消防団幹部としての参加ですが、訓練は自衛隊、海保、警察、消防、官公庁らのいわば実際に起こった災害時を想定したプロたちらの連携確認みたいなものです。
自分は偉そうに見学することにしました。
自衛隊車輌も展示され、やりたい放題では無くて見放題です。
一般の方も集まり、そこでされる質問内容が羅臼らしい!答える隊員も苦慮していました。
『この鉄板は撃たれても撥ね返すのか?』
『ロスケに撃たれたときはプスプす、鉄板みんな穴空いたぞ!』(羅臼の船は鋼鉄製で場所によりますが厚い部分は1cmあります)
自分も質問しましたね!
『自動小銃くらいは大丈夫だろうけれど、ライフルのフルメタルジャケットは?対戦車ライフルは?』
弾が飛んで来るであろう前面が頑丈に出来ていて角度を持たせているのもそのためでしょう?
27普ー3は釧路自衛隊の第27普通科連隊第3中隊の意味です。20代頃はよくこのチーム名で駅伝に出てきていてやりあいましたね!
災害時に活躍するであろう・・・・食事を作る車輌です。
カレーを作っていました。海自といい、カレーは定番ですね!
他の消防団幹部や消防職員らが忙しくしている間、ただ一人別行動をとり続ける自分でした。
中の撮影もOKという話なので!『特定秘密ではないらしいです』
海保の訓練も始まりました。
消防職員の訓練も始まりました。
とうとう、捕まりました。
傷病者役ということで船に担架に固定されたまま乗せられたり、救急車両に乗せられたり、自衛隊特殊車両に乗ったり、傷病状態にリアルさを出そうとして待ったがかかったり!
極めて真面目な訓練に参加した後は出来上がったカレーを試食。
これも訓練です。やっぱり自衛隊のカレーは美味い!
休憩時間中には津波が実際にどういうふうに起こるのかを分かりやすくした模型の実技を釧路教育大関係者が行っていたのですが。集まりが今一つでした。
なぜなら、羅臼は津波が来ないという神話(ある意味リアル)があるからですが!
そこで、教育的指導・・・・手伝いました。
子供たちに『波ってすげぇ~!』体験としてやってもらうことに!
陸地や船の模型がひっくり返る様に大喜びで子供たちが集まりだしました。
ちょっとだけ趣旨とは違いますが『無問題!』
午後からまた違う自衛隊車輌へ!
こうして、有意義な防災訓練参加は終了しました。
幼児らと一緒になって行動していただけじゃないかと言われそうですが、男ってのはいくつになっても武器に興味があるもんなのです。
『そう、男ってのはいくつになってもガキなんです』