我が町では冷たい曇り空の中、『知床開き』なるお祭りが行われていましたが暖を求めて脱出しました。
今年初の登山ですがすっかり鈍った体に活を入れる意味合いも!
なにせ、3年ぶりにフルマラソンでも走ろうかと先日申し込んだばかり!
3か月の練習で前回はなんとか4時間以内に完走出来ましたが、今回は衰え具合を確認する意味合いもあります。
昨年は入院ですっかり太りましたが、現在は元に戻っています。
むしろ痩せたくらいでたまに会う人には心配されるほどですが多分、病気ではないと思う。
さて、申し込んだはいいがエンジンがかからず練習は開始していません!
そこで筋肉痛カモン!(Mでは無いです)
寒い羅臼を出て阿寒横断道路に差し掛かると一気に快晴です。
右手前は雄阿寒岳。
奥の山肌が見えているのが阿寒富士(左側)と目指す雌阿寒岳(右側)です。
今回は小さいのもいるので初級者向けの野中温泉側からの登山、駐車場から少し道路を歩きます。
登山口、9:40分出発!
暑くてかなりやばい感じ!
登山犬の基本は主人と行動を共にすること、付かず離れずが基本です。
友好的な方には愛想良く、そうでない方は無視(犬嫌いな方も居るので)
他の登山犬とも友好的であることですね!
それがないとかなり厳しいです。
犬の性格が50%、しつけが50%ですかね!
何度も休憩を取ります。
水もその都度たっぷりと!
何度も休憩を取ります。
こんなにゆっくりとした登山は経験ないかも?
主人は筋肉痛にはなりそうもありません!
ヒーヒー言います。
登山がきついのではなく暑さですね!
犬は暑さに弱いですから拷問かもしれません?
この山には麓の温泉旅館の登山犬が2頭居て常時、登山客と自由に登っているのが有名ですが、どちらも他の登山犬とのトラブルがあることでも有名!
縄張り意識が強いモコ(過去には友人の友人のビーグル犬が噛まれてけがをしています。)
そのモコから学んだ可能性のあるゴールデンのチロルです。
すれ違う登山客からモコの情報は得ていたので注意していたのですが、チロルの話は無く油断していました。
いきなり現れて襲い掛かって来たので、手加減無く横っ腹に蹴りをほうり込みました。
チロルと同伴していた女性がリードを取り出して連れて行きましたが、再度来たらエゾ鹿のように首をへし折ろうと一瞬、殺気をみなぎらせたのは事実です。
凄い後味が悪かったですね!
噂通りの縄張り意識の強さ、喧嘩っ早さです。
その後もモコの情報を得ながら登って行くと、頂上近くで一般登山者と一緒に阿寒富士側へ降りて行ったという話で安堵しました。
ふ~ふ~!
へ~へ~!
こんな状態で襲われたら襲われた側は堪ったものではありませんのでもしもいるようでしたら引き返すつもりではいましたね!
蹴とばしたくは無いです。
ヒッヒッ、ふっふっ!
9合目を過ぎ、マイペースで任せます。
一足早く火口を望む!
マイペースで、御年12歳、お爺ちゃんです。
すれ違う登山者の声援を背にマイペース!
ゆっくりとゴールへ!
登頂の感激など一切なく、ひたすら辛そうでした。
人工物が無ければ火星到着ですね!
行きも帰りも抜きつ抜かれつの親子のところへ!
話しかけられれば、愛想を振りまくルリもそんな余裕は無し!
1449mだそうですが、半分のところから登るので楽なもんです(主人だけ)
筋肉痛は結局、起こりませんでしたが!
呼吸が整うと色々な人のところへ行き、おねだりを始めたのでそそくさと下山!
下山は帰れるという気持ちからか、元気よく付いてきます。
時々、主人無視で勝手に休憩を取るので戻ったことが何度か!(岩の下)
下山後はぬるいペットボトルの水に飽きていたのか、登山口の水を浴びながらがぶ飲み
主人は温泉に入りたかったのですが、激混みのため14時に帰路につきました。
帰宅後の犬は鹿肉フルコースでした。
終わり