長い漁師生活で初めてです。
また他の漁業者に聞いても、刺し網でトドが混獲されたのを聞いたことはないという?
でも、そういうことってあるんですね!
以前、猛速で泳ぐイシイルカの成獣が刺し網に絡まってがありSNH提供に協力してくださった19t〇定丸の例がありますが、それに近い偶然でしょうね!
暗がりの海面に現れたときはオットセイかと思いましたね!
めんどくさいものが揚がってきたと!
明治に発行された保護条約は今どうなっているのでしょうかね?
とにかく我々、漁業者にとってオットセイとラッコは厄介な代物というのが共通認識なので揚がってきたときは無かったことにするのが習わしです。
でもね、自分は絶対に持ち帰ります。
何とかしてくれるはずの先生方がいますからね?
さて本題、小さめとはいえデカくて揚がりません!
鯨類みたいに縛り易くはないので難儀しましたが凪の海に助けられました。
とにかく絡めて船の共に曳航して帰ってきました。
雄の亜成獣!それでも100kg以上はあります
痩せてはいないので病気でもなく、外傷もなく、単に経験不足で網に絡まった時にパニックになったのでしょうね!
冷静ならば突き破る力は簡単にあります。
だって糸の太さはテグスで4号(糸の直径が0.3m/mくらい)ですからね!
かわいい尻尾もきちんとあります。
長ければ気持ち悪いし!
そして相変わらずアザラシ!
回収ステーションへ運ぶときはいつもこんな感じ!
悪趣味だって?
言わしてもらうが、被害に直接会う我々からしたら憎悪の対象でしかない!
それでも、軋轢は無い方が良いわけでそのための大学への研究資料としての提供です。
学問の邪魔をすんな!
悪徳愛護団体は南北朝鮮同様、放って置くからどんどんつけあがる。
その活動が真っ当な動物愛護団体にまで変な誤解を生んでいることを自覚すべきだが、そんなことは資金獲得のために連中には関係ないわけだ!