御嶽山噴火で遺族提訴=「警戒レベル引き上げ怠る」―国、県に賠償請求・長野
弁護団などによると、御嶽山では噴火前の同月10日に52回、同11日に85回の火山性地震が観測された。原告側は、噴火警戒レベルを1(平常=当時)から2(火口周辺規制)に引き上げる基準とされる1日50回以上の火山性地震があったのに、気象庁が引き上げを怠ったと主張。火口周辺の立ち入りが規制されていれば、犠牲者が出ることはなかったと訴えている。
県については、山頂付近などに設置した地震計2カ所が13年から故障しているのを知りながら、放置していたと指摘。県と気象庁は、火山防災業務に活用するため地震計のデータを提供する協定を07年に結んでおり、精度の高いデータが同庁に提供されていれば、レベルを引き上げられたと主張している。
気象庁はこれまで、火山性微動や地殻変動が当時観測されなかったなどとして、総合的に判断してレベルの引き上げを見送ったと説明してきた。
弁護団事務局長の山下潤弁護士は「基準に該当しているのに警戒レベルを引き上げない判断が許されるなら、他の山でも同じことが繰り返される。引き上げに関してどういう議論が行われたのか検証したい」と話している。
やりきれない気持ちの矛先を向ける相手を間違えていますよね!
活火山に登山に行く家族を引き留めなかった自分たちの責任は?
登山はじめ自然相手のレジャーは自己責任です。
絶対安全なんてものはないし、不測の事態はいつでも起こりえます。
弁護士が世に溢れはじめ、アメリカみたいな訴訟大国になりつつあるのを自分が20代の頃、危惧している番組を見たことがありますが、まさにその通りになりつつあります。
気持ちはわかるが、『タラ、レバ』じゃないんだ!
行動は常に『カモシレナイ』だよ!
これから先、登山道で転んで怪我しただの、ダニに喰われただの、熊に出会ってトラウマになっただので訴訟もあり得るわ!