羅臼町で今月29日からエゾ鹿の有害駆除が始まります。
主に保護区での駆除になるのですが例年より雪の少ない今期は鹿の動きが微妙です。
餌付けのために餌を置いてあるのですが、その周りを囲んでも口を付けるわけでもなく通り過ぎるだけ!
出産時期が極端に遅かったのか?出産後間もなく親が死に、栄養不良で成長が止まったのかバンビ模様の小鹿!隣が昨年春に生まれた小鹿ですので如何に小さいかわかるでしょう。
山にあがると標高の高い松林には沢山います。
斜面の松林の中は風よけに利用しやすく、雪が積もりにくいため餌の採取が可能で越冬のためほぼ必ず入り込んでいますが、獲るのは難しいです。
遠くで鳴かれて、確認のため入ってみると沢山の寝床だけでもぬけの殻です。
以前は海岸線の崖付近に居たものですが昨今はいませんね!
ワシが群がっていたので覗き込むとトドの死体!
鷲が喰いやすいように切り込みをと思いましたが、上り下りが大変なのでパス。
今年の羅臼猟友会、新人が増えたので何とか経験を積ませたいと思います。
でも、一番の上達の近道は?
ひたすら山に入って嫌になるほど散々に打ちのめされることですね!
失敗した数だけ勉強です。