断られるのを想定していたのですが、娘二人に声掛けするとあっさりOK!
『この世界の片隅に』というアニメ映画です。
あの、アニメを馬鹿にしないように、先入観で観ないことの方がはるかに残念です。
一応、反戦映画になるのでしょうが、それは右だ左だというのではなく、普通に暮らしていた普通の庶民の視点?ゆえにずっしりと響きましたね!
これで感じ取ることが出来ないのならば・・あなたは残念です。
そういう映画!
様々な場面に多くの意味があり、服、花、動物、風景にも意味が隠されていました。
正しい歴史の知識と感性をもって、観て行かないと置いていかれるかもしれません?
広島の呉が舞台ですので原爆投下の場面も、軍港であったため、激しい空襲の場面も
主人公すずが義理のお姉さんの娘、晴美ちゃんと出かけ空襲後、覗き込んだクレーターの時限式投下爆弾が・・・
情け容赦なく一般市民を標的にした戦争の残虐さ!
淡々と
表現される日常風景
玉音放送が流れる町並みに突然掲げられる太極旗に『はっ』とさせられる観客と意味を理解できない観客に分かれたのでは?
自分は戦争に負けた途端、保身のために手のひら返しをした『かの国』「あの民族」への風刺だと思いましたね!
その証拠にある意味、反戦アニメで左巻きの方々が絶賛しても良さそうなのに、だんまりを決め込んでいます。
戦争はいけません!
誰だってしたくはありません!
でも歴史が示すように巻き込まれることも侵略されることも、その逆もまたしかり、
それを避けるための考え方が人それぞれなんでしょうね!
今回すず役の声優、能年玲奈(のん)は良かったです!
娘二人も絶賛!
なんとその30分後に上映される映画『君の名は』観ていない、観たいということで
8月の入院時の脱走鑑賞以来です。
あの時はバレたらえらいこっちゃ・・・・・・・と言う意識が半分病院に有ったのでうろ覚え!
今回は100%集中して観ましたが、リピーターが延々続くのも納得の秀作で、娘二人も絶賛!
ちなみ、両映画とも大収容スクリーンにもかかわらずほぼ満員!
さて、この日はそのままカラオケへ・・・サドンデス!
父は体力を使い果たし、帰宅困難者となり泊まった!