今年、新たに我が猟友会に新人女性ハンターが加入しました。
野鳥が好きで、馬が好きで、犬が好きで、猫が好きで・・・・まぁ動物全般、全てが好きなのでしょう。
職業もどちらかと言われればそちら系です。
正直、銃を手にするとはにわかには信じがたい話しでした。
特に野鳥系の方々と言えば、どちらかというと我々ハンターとは対極に居る方々が多いわけですからね!
獲るのはエゾ鹿が100%のようです?
そんな彼女のデビューは6月の有害駆除での現場!
初めての実戦で獲ることが出来ました。
どういう気持ちだったのでしょうか?
命を奪うという行為について!
自分の初めては単独での川の中、無我夢中で感慨更ける余裕などなく、日没との競争でした。
2度目以降・・2年間は殺すことについて自問自答する日々が続きました。
もう、後戻りのできない世界に足を踏み入れたわけです。
(参考画像:本人ではありません)
きっとそうなると女性の方が肝が据わっているのかもしれません!
病院に入院中、出される食事について文句ばかりで残す入院患者の多いこと、作る側の苦労をわかっているはずの女性患者、食料の大事さをわかっているはずの高齢者の食べ残す量の多さに『いただきます』『もったいない』の日本のこころが失われていることに複雑な思いでした。
狩猟期に入りました。
彼女にはこれから先『いただきます』の気持ちをより実感して、ハンターとしての人生の一部分を過ごしてほしいものです。