永らく、羅臼漁協の市場に行っていませんでしたので水揚げ状況を見に行きました。
噂では聞いていましたが、市場は定置網で漁獲されるクロゾイで溢れています。
もともと道内各地で増殖のために放流されていた魚ですが、何がきっかけなのか、昨年ごろから一気に爆発的に増えました。
魚体が大きいわけではないので価格も低迷気味ですが、こういう極端な資源の増減は先にあまり良い光が見えない気がします。
ましてやブリ同様、北海道全域での話らしいので?
ええ、ブリは相変わらずですが大きいものはブランド化が成功しています。
イナダは扱いもそれ相応に!
ホッケは相変わらず悲惨な状況が続いていますね!
ちなみにこれは現在のレベルでは大漁ではないでしょうか?
新聞記事は昨年のですが、今年はさらに悪いと聞いたのですが?
イカは悲惨を通り越して凄惨な話を聞きます。
3年ほど前の高値大漁で、それが続くかのような予想から新規で設備投資された方々がたくさんいました。
翌年から状況が一変!
『イカでかまどは建たない』まさに象徴するような状況です。
今年も外来船が集まって来てはいますが、話によるとどこもかしこも極端な不漁から、行き場を失い最終地の羅臼に来ている話です。
今年のイカ釣り漁船はどの船も綺麗なんですよね!
本来ならイカ墨を浴びて白い船体が薄墨に塗れているのですが、まるでまだ今年は一度も出漁していないような錯覚さえ覚えます。
どうなってしまうのか?
だれも予測がつかない!