前回、狩猟で獲って以来、4回の出猟で銃を構える機会さえありませんでした。
スランプとやたら調子の良い時が交互に来るわけですが、何とか脱出を試みて5回目の出猟!
5連敗となりそうな予感の中、標茶方面を走行中、カラスやワシが集まっていたので覗きに奥へ入ると!
いい感じのオスの死体!
勿体ないですが、どうやら事故では無く半矢となって逃回っているうちに力尽きたようです。
撃った方と見られる人の探し回る足跡があちらこちらに、結局濃い藪の中に逃げ込まれ見失い諦めた様子が伺えました。
半分諦めながら走行中、保護区では無い湿地帯の丘の上に数頭の姿を確認!
忍び猟の開始です。
車の音を利用しながら前進、車が通り過ぎるとストップ!
木々を利用しながら匍匐では無く膝歩き!
万全を期し、前胸部へ!
当然走りますが、駆け下って湿原の中で倒れるのが見えました。
ところがその湿原の中に見当たらず、しばらく捜し回って諦めかけたところ?
・・・・・・・・・あった!
よりによって一か所だけ暖かい湧き水で湿地が出ていた場所の中に
念のため、折れた木を差し込むとどこまでも入っていく
向こう岸へ渡れそうな場所を捜しかなり回り込みました。
回収路は同様に回り込むため時間を要しましたが、比較的平坦でしたので楽な方です!
車まで直線なら200mほどですが、回り込んだので500mは綱引きをしましたね!
帰路には雪がちらつき始めました。
道路脇には事故死体!侵入防止柵が脱出防止柵となり仇となった形ですが、物理的に野生動物の侵入を完全に防ぐことは不可能です。
あとは2次被害を防止するため如何に回収処理を迅速に行うかですね
春夏秋なら熊を誘引しますし、冬ならワシ!
ああ~、鹿勿体ない!