今月31日から羅臼町一円でエゾ鹿の有害駆除が始まります。
それに合わせて昨年からは高齢化、弱体化、過疎化した羅臼猟友会の戦力補強として勢子を募集しています。
そして、勢子が6名ほど集まりました。
昨年の経験者が3名、新規で3名の方の採用が決まり、まずはホッとしています。
誘引のための牧草も猟友会予算で支給されました。
餌は自分が撒いて歩くわけですが、その場所を見極めるのが年々難しくなってきています。
先週までは雪が少なかったせいもあり、禁猟区では10年以上に見られたような鹿の数が出ていましたが、降雪後は全く姿を消してしまい少し焦っています。
さて、海岸町付近を偵察で歩いていると、白い犬と散歩中の顔見知りの〇〇さんが睨みつけて来ました!
こんにちはと挨拶をしましたが、『何してんだ』ということなのでうすうす感じていたエゾ鹿駆除に対する文句だろうと思い、『とっさに近くに居た『キツネを眺めていました』と切り返すとこれが火に油を注ぎました!
常日頃から猟友会?役場?に不満があったのでしょうね!
『あっ!今度はキツネかよてめぇ!熊でも鹿でも何でもかんでも殺せばいいってもんじゃねえだろ』
あちゃぁ~、内心めんどくせぇ~と思いながらも・・・まぁ、確かに言われることはもっともです。
『見ろ、山が崩れてきているじゃねえか!』
『はっ?あのおっしゃる意味がよく解らないのですが』
『わかんねえのかよ!教えてやる、熊でも鹿でも動物たちが山を踏み固めているから、今まで山でも川でも何ともなかったのに、お前たちが殺すから、あちこちで崩れてくるんだ』
『いい加減にしろよこの野郎!』
とりあえず、
『貴重な意見ですので後日、自然保護や動物保護関係で取材があった時は報道機関に紹介しても良いでしょうか?・・・・いやぁ~ぜひともその正しい意見を述べてくださいよ!』
と言いながら、
『実は自分も本当はやりたくないんですよね、増えた方が良いと思いますし(本心)』とニコニコ顔で唄い、その場をやり過ごしました。
激高されて感情的になられていたので、同じ愛犬家としては事を構えたくはないですね!
おそらく、有害駆除の現場で出くわすと噛みついてくる恐れがありますので女性たちを遠ざけて見せないようにしたいです!
個人的には鹿でも熊でも増えたって困らないと言うならばどうでもいいのですよ!
狩猟で獲れないために苦労しなくて済むわけですし、被害に遭われても駆除して逆恨みされては敵いませんからね!
町民の意見の大半が鹿でも熊でも駆除反対なら当然止めたいですね
〇〇さんの意見ですが、とりあえず昨年の相泊方面の雪崩通行止めや、幌萌町の地すべり災害も鹿や熊を獲るからだということで
31日、現場で止めて欲しいという方がおられましたら遠慮なく、それは、貴重な動物愛護意見です。