昨日の話、宇登呂の自然センターを職場としている友人らにヤバイブツを渡しに行った帰り、峠で出くわしました。
知床峠で出くわすのはこれが初めてではないですが、目撃情報の多さから考えると昔に比べて本当に多くなったと思います。
訪ねた友人らの施設には水浴中の3頭が穏やかにしているし、その前の日には交通事故で死んでいたのを回収したと言っているし!
車はかなり損傷しているが保険適用を避け逃げているので多分、飲酒運転の可能性あり!
それでこの熊、母親の耳にはタグがあります。
なんでも、旅のチャリダーなどを追いかけたりするらしい?
子ども(1歳半)が居るので守ろうとする行動でしょうが、いつ事故になるかわかりませんね!
この子供たちも、もうすぐ親離れです。
こんな家族がそこいら中に居るわけで、必然的にあぶれた力の弱い個体は人家そばに来るので困ったちゃんです。
自分が停車していると後ろから観光バスが来ました。
停止させましたがいつまでもそんなわけにはいかないので通過させるときにはバスの中は大騒ぎ!
熊の横で停車するとさすがに逃げましたが、今度はバスがドアを開けた!
『まさかよ?』と思いましたが、さすがに人は下りてきませんでした!
最近思うのは、クマも人馴れしてきていますが、人の側も慣れてきたこと!
悪い意味で慣れてきた!
家の裏に来るクマに『いつも餌やっているんだ』『可愛いもんだ』と自慢げにのたまう人!
熊なんて怖くも無い・・・と言う人!
ハンターだって言う人はたくさんいます。
この間、著名な『久保俊治』さんとご自宅で会話した時も、自分は熊が怖いという話をし、狩猟期、猟場では極力避けていることを話すと理解を示してくれました。
熊をよく知る人はその怖さも知り、慎重であり、いざと言う時は立ち向かう勇気があるということですが、自分はまだ遠い話です。
大言壮語な人、まったく人気も無いようなところで1対1で会っても同じことが言えるのだろうか?
俺は何度会っても震える。
自分は知床いつ事故が起きてもおかしくない状況だと常々思っていますが、地元の人は呑気になっていく一方です。
必要以上に怖がることは無いでしょうが、舐めてはいけない猛獣です。
ああ~、コンデジは手振れが酷い!
もう少しいいカメラ買おうかな?