SS幹部10人前後の入国拒否 「嫌がらせ」横行、国会で法整備の動き
日本に活動家を派遣し、和歌山県太地町のイルカ漁への妨害を続ける団体シー・シェパード(SS)について、法務省が治安を乱す恐れがあるとして、リーダー格の活動家らの入国を拒否していることが分かった。入管難民法に基づく措置で、適用された者は10人前後に上るという。活動家の来日は年間100人を超えるなど増加傾向にあり、現行法では対応できない嫌がらせも相次いでいる。与党議員らが対策法の整備に向けて検討を進めている。(佐々木正明)
入国管理当局が入国を拒否したのは、平成22年にSSが本格的な妨害を始めた際、団体幹部として太地町に派遣された米国人男性や南アフリカ出身の女性ら。先月にはリーダー格の米国人女性も成田空港で入国を拒否された。
警察庁は、妨害活動を行う外国人をリストアップ。入管当局と連携し、観光などと目的を偽って来日する人物の監視を強めている。
SSは太地町を標的にすることで寄付金収入を拡大。フランスに逃亡している創始者のポール・ワトソン容疑者が、公式サイトなどで妨害に加わるよう支持者らに呼びかけている。
関係者によれば、来日する活動家は23、24年の漁期(9月から翌年春ごろまで)は50人前後だったが、25年の漁期には100人を突破。米国、オーストラリア国籍が中心で、欧州やアジアなども含め出身国は25カ国以上に上るという。
活動家は漁の様子をネット上で生中継したり、漁師の顔写真や私生活を公開したりして、「虐殺」「人間以下」などと批判。漁師の小学生の娘に付きまとい、「父親はイルカを殺している」と伝えた者もいるという。フェイスブックの首相官邸の英語版サイトにも、SS支持者のものと思われる批判的な書き込みが目立っている。
入国管理当局が入国を拒否したのは、平成22年にSSが本格的な妨害を始めた際、団体幹部として太地町に派遣された米国人男性や南アフリカ出身の女性ら。先月にはリーダー格の米国人女性も成田空港で入国を拒否された。
警察庁は、妨害活動を行う外国人をリストアップ。入管当局と連携し、観光などと目的を偽って来日する人物の監視を強めている。
SSは太地町を標的にすることで寄付金収入を拡大。フランスに逃亡している創始者のポール・ワトソン容疑者が、公式サイトなどで妨害に加わるよう支持者らに呼びかけている。
関係者によれば、来日する活動家は23、24年の漁期(9月から翌年春ごろまで)は50人前後だったが、25年の漁期には100人を突破。米国、オーストラリア国籍が中心で、欧州やアジアなども含め出身国は25カ国以上に上るという。
活動家は漁の様子をネット上で生中継したり、漁師の顔写真や私生活を公開したりして、「虐殺」「人間以下」などと批判。漁師の小学生の娘に付きまとい、「父親はイルカを殺している」と伝えた者もいるという。フェイスブックの首相官邸の英語版サイトにも、SS支持者のものと思われる批判的な書き込みが目立っている。
日本の調査船団は、南極海をパトロールするSS船に発見されれば、捕鯨をやめ、SSのレーダー範囲から逃げることを作戦にしているが、ワトソン容疑者は、SSの妨害船は日本の捕鯨船よりも速度が速く、追いつくことは可能だ、と豪語する。SS船は航続距離も長く、1回の燃料補給で長期間、航海ができ、日本船団の追跡は以前にも増して容易になっていると言い張る。
SSが近年、高性能の妨害船や装備品を相次いで購入している背景には、右肩上がりで急増する支援者からの寄付金収入がある。SSが毎年、米国政府に提出する活動報告書によれば、2004年に120万ドル(約1億4000万円)だった年間収入は直近の12年では、1365万ドル(約16億2000万円)と11倍強に増えた。
SSはここ数年で、オーストラリアやニュージーランドなどのオセアニア、オランダや英国、フランスなどの欧州方面でも勢力を拡大しており、寄付金集めキャンペーンやグッズ販売によりそれぞれの国で収入をあげている。米国だけでなく世界全体の総収入は2000万ドル(約23億8000万円)を超えている可能性がある。
SSは、クジラやイルカを捕獲する日本を野蛮なヒール役に仕立て上げ、有名人を使った広報戦略と虚偽だらけの告発で、環境保護や動物愛護に関心を持つ人々から寄付金を集めるビジネスモデルを確立した。支援者の多い米国、オセアニアに続き、欧州を新たな重要拠点、収入基盤にしようと狙いを定めている可能性がある。
日本はね、お人好し過ぎるのよ!
そう言うの嫌いじゃないけれどね!
でも国内、日本人同士なら通用するけれど、奪い殺戮を繰り返してきた歴史を持つ欧米や特定3国には通用しない!
SSもアメリカが絡むような問題だと全く無視だしね!
しかし、環境、自然保護、動物愛護は日本だと金にならないけれどあっちはイメージ、宣伝の上手さが金になるから始末に負えない!
戦争ばかり引き起こして環境破壊しても宣伝さえ上手ければね!
純粋な動物愛護ならまだしも!
ロシアみたいな対応、強さがあっても良いと思うぞ!