今世間で流行?している
『アイスバケツチャレンジ』と言うのがあります。
どういう経緯でこんなことが始まったのかはわかりませんが、正直自分は違和感がありました。
友人も何人か挑戦していますし、友人とまでは行かなくても知っている方もやっていますね!
なんでも筋委縮側索硬化症の支援を呼びかけるらしいのですが自分には当初の目的から外れて単なるパフォーマンスにしか感じられず実を言うと不愉快でした。
なぜこういうことを言うのか・・・・!
今では身内ではなくなりましたが元妻の母親がこの病気で長い闘病生活の末亡くなりました。
自分が元妻と交際始めたときには既にこの病気を発症していて、その大変さを垣間見ています。
結婚から2年後、孫の顔を見ることなく他界しました。
不治の病です。
発症したらただひたすら延命の措置しかないわけです。
家族はもとより、本人の心労は計り知れないものがあります。
広く世に知ってもらい、この病気の支援を呼び掛けるという趣旨とは裏腹にただのお遊びになっている
そう思った!
やることがだんだんエスカレートして行き、より目立つ?大げさな?大掛かりな?芸能人なんかがやっているのを見ると正に売名行為にしか思えない!
怪我はおろか、死亡事故さえ出ている始末!
命を何だと思っている?
アメリカでは保健医療制度が日本と違うために信じられないような多額の医療費がかかります。
日本国内では保健医療制度の手厚い保護と難病指定のおかげでこの病気に関わる医療費負担はとても軽いです。(それでも諸々お金はかかりますが)
この保険制度がTPPの導入で真っ先に潰されるでしょう。
支援を呼びかけるならもっと他にあると思うんですよ!
このパフォーマンスを続けるのも構いませんが、本当に心から思いやってチャレンジしてほしい。
やっているからには当然、寄付しているのだろうし寄付する先もわかっているのだと思う。
そうでなければ意味がないしね!
いい大人がまさかそれもわからずにノリだけでやっているとは思えない!
ふざけるのなら、バカにしているのと同じだ!