探険隊では語り草となる恒例の難所『念仏岩』です。
とても自然の造形とは思えない感じがしますね!
上のルートが判らない旅行者、熊などは海を泳いで渡りますが、今回は熊の糞がルート上にあったので、彼らも人間の匂いを辿って理解しているようです。
岩の手前でスタッフと隊員たちの組み合わせについてみっちゃんから説明があります。
経験済みの隊員たちは既に余裕ですが、初めての隊員はいつも緊張しますね!
高所恐怖症にはかなりつらいルートです。
自分はひなたとしずくを連れて登攀開始!二人は昨年経験済みですので心配はいりません!
日頃はふざけて脱線するひなたもこの時ばかりは表情が真剣です。
岩壁を伝い終わると隊長に二人を託します。
要所には既にベテランスタッフが配置されて隊員を待っています。
岩壁のルートから下を望む(ルート幅は1mほどしかない)
しずくの懸垂下降開始!
あやかの懸垂下降!
念仏岩を下りると今日の最終目的地がすぐ目の前です。
元々は念仏岩の下部に洞窟がありそこで2日目の夜を迎えていたのですが、ここ最近は落盤が絶えず、安全上の問題から阿保水産のサケ定置番屋をお借りしています。
こんなことができるのも羅臼町民の理解があってのことですね!
阿保水産番屋に到着!
宿泊させてもらうための番屋です。汚さないためにも外でできることは明るいうちに済ませます。
当然、食事も外で済ませます。
全員の食事が終わり、あと片付けも済ませると、羅臼の夕暮れはあっという間に迫ってきました。
つづく!