知床に限った話ではないようですが、海の中も外も変な感じが続いています。
流氷が居座ったことによる一時的なものというにはかなり無理があるように感じている次第です。
ホッケは例によってさらに大不漁!
乱獲?が原因であるのは否定できないでしょうがそればかりではないような気もします。
海の中では様々な漁法により幼魚さえ漁獲してしまうことも多く不漁の大きな一因でしょう。加えてこれらの幼魚を好むアザラシや鯨類の被害はトドなどのようなON TIMEではないのでその影響もジワリと来ているのかもしれません。
不漁が何年も続くということは次世代(幼魚)が確保されないことを意味するので、かなり見通しが暗いことを意味します。
市場では魚種ごとに箱が高く積みあがることは稀で近年にない状態が続いています。
春定置のトキシラズも結局、数日続いただけで終わってしまいました。
何よりも驚かされるのは、季節感を無視した魚種があちらこちらで漁獲されていることです。
ボラは12月でしょうが?
秋サケだって先月漁獲されましたしその後も時々あるようです。
ブリも、マグロも、カワハギの仲間も、
感じたことですが、それらの異変に呼応するかのように哺乳類や鳥類にも変化があるような?
シャチも遅れましたし、もういなくなったみたいです。
イシイルカもそんな感じです。
よく我が家の漁船に乗り込んでくるフルマカモメも今年は遅かったですね!喫水線と漁船の高さがそんなにないのでね!
例年だと7月からオヒョウというカレイが産卵のために浅瀬に揚がってくるのですが、今年はやたらと早いのですぐに居なくなるような気がしています。
我が家は7月のメインがこの魚なので例年通りであることを願わずにはいられません。
季節感がめちゃくちゃになって来ている感じの海の世界、大丈夫でしょうか?