羅臼漁協の自分たちの類型は4月3日からの操業でした。
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初日は流氷の関係で断念し、翌日からの操業開始。
しかし、同じ港から出る我々船団3隻は目の前の海がしけ模様で中止、他は出漁。
ようやく出港できたのは5日からでした。
しかしその後も現場海域の海況が悪く本日まで出漁を見合わせています。
船が小さいこともありますが、出港、航行に際してトップヘビー(船の重心が上に来ること)となり非常に不安定で波浪で転覆や荷崩れの危険があるためです。
漁の主体がカニかご漁業でこの時期は始めのうち、その漁具の設置期間、他社の漁具の正確な位置も即視認して行わなければいけないので凪の良い日に限定されるわけです。
資源減少と輸入減、それに伴う異常な高値でカニの世界はおかしなことになっています。
高値に釣られて混獲に名を借りた密漁が横行しなければと思います。
数年前の酷い時期には自分たちのカニ籠が切断され、籠事消えてしまうことも!
同じ羅臼の漁師の行う行為です。
あまりの酷さに頭にきて、目の前で混獲操業(カニが鈴なりに絡まっている網を揚げる様子)する船の様子を動画で何本も証拠として撮影しましたが鉾に収めました。
同じ漁師、本当の只の混獲なら良いんですよ!
それが混獲に名を借りた専門の密漁になるうえに秋サケ同様、正規で許可を受けた仲間に影響を及ぼすから悪い。
曖昧な部分は必要、でも度を越せばね!
明日は出れるだろうか?