安全操業露国境警備局の臨検数激増 今年すでに68隻
北海道、外務省通じロシア政府に抗議
日露の枠組み協定に基づき、北方領土・国後島周辺で行われている安全操業で、北海道羅臼町の羅臼漁協所属のスケトウダラ刺し網漁船が今年に入り、ロシア国境警備局から異例の頻度で臨検を受けている。北海道水産会によると、昨年まで年数隻程度だった臨検が、今年は今月2日までに延べ68隻に上り、1998年の安全操業開始以来、最も多い。道などは漁に支障が出ているとして、外務省などを通じてロシア政府に抗議した。
今や世界は報復合戦の様相を呈している。
外交の世界は常に戦争状態なのは頭ではわかっていても、人質ともとれるような事案は不安をかきたてますね!
米中加の騒動も形を変えた戦争です。
やられたらやりかえす。
北朝鮮の拉致とは違いますが、根っこは同じような物。
日産のゴーン会長も、フランスにとっては拉致と捉えているでしょう、だからJOCの竹田会長です。
今地元の道東では北方領土のことで国境の海は危険な感じです。
漁協も漁民もその危機感を感じているんでしょうか?
外交カードとして常にロシアに利用され搾取され続けてきた北方領土問題。
拿捕を繰り返し、漁民に銃撃や連行時の粗末な扱いで死者も出る海です。
相手が軍事大国ソビエト、ロシアの前に何もできない日本、そんな中での安全操業(鈴木宗男氏の尽力)も曲がり角です。
その気になればいつでも連行拿捕できる立場にある国境警備隊。
外交カードとして羅臼の漁船が利用される可能性もあり得ます。
もしも、拿捕されることがあり外交上支障をきたせば、羅臼は町全体総てが猛叩きに合うでしょうね!
今や政治家の一言で安全ではない安全操業として地元では周知の事実です。