興味があったのは標茶町で冬に起きた死亡事故についてなぜ羆の捕殺に至らなかったのか?
同じ時期に起きた厚岸町の事故では捕殺されています。
標茶町猟友会の猟友会長さんの講演もあるというので、その理由がわかるのではと?
でも、質問できる機会も設けられず一方的にフォーラムは終わりました。
積雪時期ですからね、狩猟期が終わったとはいえ危険な熊をほったらかしにするのであれば、広く有害捕獲の協力を近隣猟友会に頼めばよいのですが?それも出来なかったのはなぜか?
今となっては・・・煮え切らない思いで会場を後にしました。
熊対策について、他にも各町の取り組みなどが紹介されていましたがどこの自治体も専門の担当者がいくつも掛け持ち、ときには人事異動で引継ぎも難しい現状に、羅臼、斜里、標津は先進的で恵まれている方だと思いました。
標茶町猟友会会長の後藤氏のお話は同じハンターとして思うところが一緒でしたね!
愛護団体ほどではないにしろ、この会も会場の大部分の方も、羆との共存共栄を目指すわけですが、会長の『共存は無理』」だという意見に一瞬会場が凍り付きました。
でも、それはある意味双方のバランスが崩れれば、全くその通りだと思います。
他にも質問用紙が配られたので多くの方が記入したのですが、都合の良さそうな質問だけ2~3に答えただけの残念な物でした。もちろん自分の突っ込み意見2点は却下です。
今まであまり羆の事故や騒動が起きていなかった地域での右往左往振りにこれからの行政も、これまで通りその場しのぎの右往左往が続くだろうと感じました。