先日、行われた実業団女子の駅伝大会でのアクシデントが話題となりました。
動画では接触したわけでもなく、転倒し右の脛骨を骨折したという。正確にはヒビだと思います。
元々は丈夫な部分の骨、転んだぐらいで折れるような骨ではありません!
疲労が蓄積したことにより、疲労骨折し転倒したのではないでしょうか?
長距離走者の世界での疲労骨折は珍しくなく、生理がある女性では顕著です。
タスキを渡すために四つん這いで進む選手、大会関係者について、賛否両論ですが、きっと駅伝走者として走ったことのある方なら皆さん違和感あったはずです。
自分もそうでした。
みんな、言いたいこと言っているけれど、選手がどう思ったかは気にしていない様ね?と
fbでこのことが書かれていたので自分もコメントしました。
自分はこの子たちほどのレベルにはいませんでしたが、全道規模の大会には出ていましたし、駅伝の重みは理解しています。
そして同様に違和感を感じていた方の記事が出ていて同感です。
学生時代に駅伝の選手として活躍した俳優の和田正人(39)が、全日本実業団対抗女子駅伝予選会で、岩谷産業の第2区・飯田怜(19)が残り約200メートルで走ることができなくなり、四つんばいになってたすきを渡したことの是非を議論する世間の声に、「とやかく言うのはただの無責任」と私見を述べた。
ケガを負いながらもたすきをつないだ飯田を称賛し美談ととらえる声があがっている一方で、飯田を止めなかった大会運営者に対する批判の声も少なくない。日大の陸上競技部出身で、箱根駅伝にも出場するなど活躍した和田は21日更新のツイッターで「マラソンや駅伝はショーや見せ物ではなく、戦いでありレース。苦しい練習や、選手の悩みを間近で触れている人達には、あれを軽はずみに批判できるはずがない。何故、当の選手は諦めずに走り続けるのか? 答えはそこにしかない」と、批判に対して異論を唱えた。
また、今回のアクシデントに対し、選手たちのこれまでの努力などを知らない、陸上関係者以外からさまざまな意見があがっている現状を指摘。「人としての『生き方』の本質に目を向けたい。戦う人間はその本質で行動をしている。自分らしさ。そこを全うする生き方こそ、他の意見に惑わされず真っすぐに生きる美しい姿だ」と持論を展開した上で、「少なくとも彼女らはその瞬間、何よりも自分を命懸けで全うしようとした。そこに誇りがある」と飯田の行動を理解し、「とやかく言うのはただの無責任」と、ネット上など選手と無関係のところで繰り広げられる議論に釘を刺した。
ルール改正も確かにありですが、駅伝の重みは走っていた者にしかわからない。
個人種目ならとっくに棄権していますし、そもそも走っていなかったかもしれません
今の現役選手らの環境を考えるに、今昔の感ですね!
自分の現役時代は女子が長距離を走るなんて批判の対象でした。
這って進んだ飯田選手も、タスキを受け取った今田選手も生涯忘れられない大会となったでしょうし、選手として今回の経験はプラスになったと思います。
骨折、大会中の骨折は自分も経験ありますが、選手生命には関係ない。