一般の方々は知らないようなので、ちょっとだけですが簡単に書きたいと思います。
猟銃は20歳を過ぎれば特例を除いて所持するための最低限の条件を満たします。
警察署の生活安全課へ行き書類に書き込むことからその一歩を踏み出すわけです。
そしてさまざまな書類選考、学科?、実技?、身辺?、脳みその具合から犯罪歴などなど調べられて、転ばなければめでたく半年後には銃を所持することができます。
実際に狩猟で使うためには警察署とは違う組織で狩猟免許を取得し、さらに狩猟登録をしなくてはいけませんがここでは省きます。
実際には冬に取得をスタートさせると秋の狩猟には何とか間に合い、ハンターとしての第一歩を踏み出せます。
自分は夏にスタートしたのでその年の狩猟者登録が間に合わず一年目は歩かされるだけでした。
でも結果的にそれはのちの自分にとってプラスとなりましたね。
最初の10年間はライフル銃を持つことができません。
最初に持つのは散弾銃や空気銃といった有効射程距離が50mの銃です。
ライフルだとこれが性能によっては数百メートルとなるわけです。
ここで自分の持つ銃を紹介します。
ミロクMSS20という名前、一見するとライフルに見えますが立派な散弾銃です。
これで鹿などを打つ場合は散弾ではなく薬莢に銅製の弾が一発だけ入った弾を使用します。
サベージ210Fという名前、これもライフルに見えるかもしれませんが、数年前から『散弾銃及びライフル以外の猟銃』という長ったらしい区分に分けられました。
理由は銃身の中に半分ほどらせん状の渦が入っているんです。
これによって、命中精度が上がるわけですがそこは銃弾の質が違いますので気持ち程度ですね。
ライフル銃の場合は銃身全部にが銃弾が回転して飛んでいくように渦を巻いています。
散弾銃や散弾銃及びライフル以外の猟銃は狙ってあたる距離が50m、空に向かって打った時の最大飛距離は900m位だそうです。
一方のライフルだと狙ってあたる距離が腕の良い人で400m位だそうです。まぁ通常200mくらいでみなさん調整しているようです。最大飛距離は数キロ先まで
自分の持っている銃は50mで直径5㎝に何とか収まる程度、これが100mになると10cm、200mを試しにやったことがありますが、1m四方の的紙にかすりもしませんでした。そんな程度なんです。
ライフルだとこれが200m、300mでも500円玉に命中するわけです。
世界記録は2000mを超えていたはず!
自分のような10年未満は、獲物を獲るにはいかに近寄るかですね!
最初に一年を棒に振り、2,3年目は少しでも時間があれば山に入り100回歩いて99回逃げられるという厳しい勉強をしました。
今だと、3回入って1回成功みたいな確立になりました。
ライフルまであと4年ですが、事情があって猟銃を所持しているかどうか微妙です。
さて、書類が届きました?来月の日曜日からは町内で人騒がせな?エゾシカ駆除が始まります。
何と今年から自分が多くの先輩たちを差し置いて③????隊長だそうです。
出世しました。
今年からは自分が車の中から無線であれこれ指示します。
つまり、先輩たちに『あそこ登れや』とか『鹿、そっち行った、走れ』とか言えるわけですね!
女性陣も甘やかしすぎていると思っていたので、少し若いのも、元に戻ったのも、え~とえーとエ~ト自分と2歳違いの・・とにかく3名ともガンガン登らせます。
楽しみだぁ~