昨年、猟銃所持者となったM君を連れて狩猟実戦教習に行きました。
M君、俳優の『濱田岳』に似ていると感じた次第?
根室管内、及び浜中町はすでに猟期が終了し、遠方へと行かなくてはなりませんがそれを苦にするようでは向上などしません。
自分がやることはやらせてみて、失敗した時にどこが悪かったのか指摘すること。
その方がはるかに身に付きます。
『失敗は成功の元ってね』
実は1月中に根室の遠征し、散々なことに!
厚岸でリベンジです。
幾度となく、モッタイナイ惜しい場面に遭遇!
それもまた勉強です。
そして、日没20分前!
覗き込んだお椀の底(地形的に)には油断して、のんびり草をはむ鹿の群れ!
いくつかの指示を出しますが、絶好のチャンスに耳に入らなかったのでしょう。
離れて見ていたのですが、マズイと思い駆け寄って指示しようとしましたが・・
鹿は地形的にお椀のような場所、盆地みたいなところにいるときに発砲されると、音が反響して逃走先の選定に迷います。
そのため、何度も立ち止まるので・・・。
M君、初弾でお仕置きされちゃいました。
しかし、目の前に転がるチャンスにもう一度・・・。
その後も止まったまま動かないチャンスに・・・・と思いましたが、ダメージが大きかったようで最後はお見送りしました。
ハンターなら何がイケないのかわかりますよね!
そう、お鼻の付け根、目と目の間に立派なマークが刻印されました。
まさに『月に代わってお仕置きよ』…の如く
皮がめくれ、血が滲む三日月マークに悶絶しながら、彼は心に刻んだでしょう。
鹿はとうとう獲れませんでしたが、それ以上に勉強になった1日でしたね!
何よりも一番大事なのは、事故が無いこと(怪我したけれどね)、違反を起こさないこと、それに尽きます。
そして、自分も教えることで復習になりますね!
M君、君の三日月はまだ良い方です。
自分が知っている3人の三日月経験者は皆さん、酷い流血でした。