24日です。
出荷の為、市場に向かう途中で連絡が入りました。
羅臼町、サシルイ崎でイルカのストランディングがあったという話。
今時期珍しいかなと思いましたが、ちょうど秋サケ定置網の撤去作業が終わったばかりですので、その際に網の中で死んでいたのが流出したと考えれば納得できます・。
よくあるんです。
現場に到着すると、既に役場職員と知床財団職員が作業中。
早朝に誘引されたとみられる熊の痕跡もあったらしいです。
腐乱死体をソリに乗せてウィンチで引き揚げる役場職員と知床財団職員、他所の自治体なら業者任せですが、ここが羅臼の素晴らしいところ、業者に頼めばもっとお金がかかります。
その後、廃棄物処理施設に搬入してから試料の採取を自分が行いストランディングネットワーク北海道へ送付。
地道な作業ですが、そのまま放置なら悪臭よりも危険な状況を生む知床らうすと言う地域、ただのゴミも貴重な研究資料、田舎事情を都会にも住む人々にも少しわかって欲しいと願います。