漁業者なら誰もが見たことあるのでしょうが、一般の方々は見ることが無い生物を紹介しましょう。
いわゆる寄生虫の一種となりますが、陸上の生き物に例えるとダニでしょうね?
グソクムシと呼びます。
体長は30mmほどで主に魚の皮膚に張り付いて体液(血液)を吸って腹一杯になると魚から離れて海底でじっと消化を待つ寄生性です。
世界中を見渡すと仲間のほとんどは寄生性ではなく、食肉性なのである意味、かわいいもんですね
危険を察知し、身を守るときは体を丸めてダンゴムシ防御をしますね!自分もよく丸まったもんです。
お腹の側です。
たくさんの足はワラジムシを連想させますね
お腹が黒いのは吸血した血液です。
がっちりと魚の皮膚に食いついている様はまさに海のダニです。
きっと飼育は簡単だと思う。餌の魚を一緒に飼うのが面倒な時は時々、自分の腕でも水槽に入れてあげると良いでしょう
深海、寒冷水域に行くと生物は大きくなる傾向にありますが、でかいのはこういうのもあります。
国内ではせいぜい150mmほどだというので世界は広いですね。
このサイズに喰い付かれたら貧血になりそうだ。