毎年、来てはいたんだよね。
今年は10月頃から来始めて、11月末頃まで盛んに漁をしていました。
獲っていたのはホッカイシマエビです。
春から秋にかけて道東ではあちらこちらで籠を使った漁がおこなわれていますが、野付湾のような打瀬船による桁引き網漁もありますね。
さて、獲っていた方というのは一般の方のようでした。大きなタモ網を港の岸壁に這わしてエビを掬い上げるわけです。
夜間、エビは岸壁にそれはそれはすごい数がとりついていて、すっかり味をしめたこの方は午後10時ころから午前1時ころにかけてランクルで乗り付けてクーラーボックスいっぱいに獲っていくわけです。
量が多すぎるんでどこかに売りさばいているんでしょう?
さて、それらを現場で目撃している我々ですが、注意することといえば一緒に掬い上げた海藻やヒトデ、ヤドカリなんかをそのままにしていったのできちんと綺麗にしていくように言うくらいです。
そのせいか、綺麗にするようになったことと、地元漁業者からの黙認をいただいた形となったせいか堂々とやるようになっていましたね。
れっきとした密漁ですが、このホッカイシマエビの漁業権を持っている方が3人、我が漁港にいるのですが何も言わないので、我々はどうこう言うあれではないなということに・・・・・。
雨の日も風の日も通っていましたが、突然来なくなりました?
獲りつくしたか?…落ちたか?
勤務時間を終えたお巡りさんがよく夜釣りに来ていたので、そっちか?
金額にしたら200万くらいは獲ったんでない?
さて来年も来るのか?