今月、4月3日から羅臼の沿岸小型船刺し網操業が始まります。
しかし、根室海峡は潮流の関係もあり流氷にとっては終点となる海であるため、ご覧のあり様!
(操業指導会議が終わって組合3階から海を望む)
(羅臼展望台から望む)
(運動公園から望む)
(峯浜パーキングから望む)
少し忙しくしていたせいもあり、更新もままなりませんでしたが参った!
2014年も5月の10日頃まで流氷が居座りました。
(チトライ奥から羅臼灯台を眼下に望む=2014/4/27の風景)
このときに匹敵するのではという関係者の予想ですが自分もそう思います。
そして、悩まされたのが流氷を寝床、子育てとして利用するこいつらです。
ゴマフアザラシが大半ですが、クラカケやゼニガタも珍しくありません!
3種とも増えすぎて資源的には何ら危惧種ではありません!
こんな奴らに狙われたら最後!
ほぼ全滅で、こうして揚がってくるのは極僅か!
それでも、トドと違い漁網までは許せる範囲の損傷被害
心理的にそうさせるのは、連中もトドと違い命懸けという点ですかね?
若い個体は経験不足から漁網に絡まって命を落とすのもいるわけで、痛み分けのような気持ちもあります。
それでも、生活の糧を奪われる側としては有害駆除さえも著しい制限があり、人より動物愛護なんだなと思いますね。
まぁ、見た目可愛いですから観光産業にとっては歓迎でしょう。
5月過ぎまで流氷が残るということは、流氷観光、アザラシ観光で賑わった2014年の再来!
その時同じ羅臼でありながら、無条件に喜ぶ観光関係者に少し苦言をこのブログで述べましたが、きちんと漁業被害という側面も伝えて欲しいですね!