根室管内に居住する他町の青年からライフル未満の忍び猟に関して質問が3週間ほど前に来ました。
あれこれ答えるよりも現場で覚えた方が早いと思い、連絡を取り合い出かけることに!
昨年の猟期から始めた青年、大事な奥様やご家族の理解もあり羨ましい限りです。
『獲って来てね』・・・・妻の言葉はハンターにとって元気100倍ですね!
雪解けが進み、出る場所がどんどん変わり予測が難しくなってきました。
どこでもそうですが道東は1か月早く食料に困らない状態、陽当たりの良い斜面は青草の新芽が出始め、フキノトウは彼らの貴重な食糧となっています。
最初の場所で青年に待ちについてもらい、自分が勢子を!
しかし、自分の予想ミスで大きな群れにあっさりかわされました。
羅臼と違い巻き狩りなんぞの経験もないだろうからと、舐めていましたが甘かった!
場所を変えて探しますが中々、やがて丘の上に居るのを見つけました。
国道が近かったこともあり、射程まで近寄るのに通過車両の音を利用、既に地面が露出し枯草や枝が散乱しているので普通に歩いたのでは丸聞こえです。
青年、1頭獲りました。
補助としてついた自分も1頭捕獲!
最後まで鹿たちはどこから撃たれたのかわからないというのが基本です。
その後も射程内での忍びは成功するも・・・・そこから先は今後の経験に生かしてもらいたいです。
この時も位置取りに難がありましたが反省点は自分で見つけたようでした。
同じように忍びに成功したので数発撃たれても、鹿はキョロキョロ?
悔しさは翌日にぶり返すのであった!
今回は他所の町の猟友会青年でした。
自分は基本的にどことも仲良くしたいですし、学ぶ姿勢のある後輩はわけ隔てしません、これは陸上競技に没頭していたころと同じで母校の後輩だろうと他校の生徒だろうと関係なかったのと同じです。
ハンターの世界は少し特殊な面もあり、自分で探した猟場は教えない人が多いのも事実で気持ちもわかりますが、そこまでして猟をしたいとは思いません。
欲が絡むとろくなことがない…どこも同じですね!