韓国の原発銀座で惨事なら 「西日本の大半避難」の推定
韓国・古里原発3号機の使用済み核燃料貯蔵プールで火災、爆発が起きた時の放射性物質セシウム137の拡散状況に関するシミュレーション結果(カン・ジョンミン博士提供
韓国人の学者が警鐘
(大丈夫なのか?こんなこと言って母国の土を踏むことが出来なくなるのでは?)
シミュレーションをしたのは、韓国人の核物理学者で現在、米ワシントンのシンクタンク「天然資源防衛委員会」(NRDC)の上級研究員を務める姜政敏(カン・ジョンミン)博士(51)ら。カン博士が昨年10月末に韓国で発表し、その後も日韓での核問題関連の集会で警鐘を鳴らしている。国際会議で来日したカン博士に話を聞いた。
カン博士らがシミュレーションの舞台に選んだのは、韓国南東部、釜山市の海沿いにある古里(コリ)原発だ。古里は、軍出身の朴正熙(パク・チョンヒ)独裁政権時代の1978年に1号機が完成した韓国最古の原発。韓国内で商業運転する25基のうち7基が海沿いに並ぶ、韓国最大規模の「原発銀座」だ。
ここでは原発の運転で生じる「使用済み核燃料」を、各原子炉に隣接する貯蔵プールで冷却、保管している。しかし、使用済み核燃料はどんどん増えており、間隔を詰めて「密集貯蔵」している。このうち古里3号機には、韓国の原子炉別では最も多い818トン分の使用済み核燃料(2015年末)が貯蔵されている、とされる。貯蔵プールが手狭になった1、2号機の使用済み核燃料も移送され、3号機で保管しているためだという。
カン博士はこうした貯蔵方法の危険性を指摘する。もし災害やテロなど、何らかの原因で電源が喪失し、使用済み核燃料を冷やす機能が失われ、温度の急上昇で火災が起きたらどうなるのか。博士らは、この3号機の使用済み核燃料プールで冷却機能が失われ、燃料プールの水位の低下で使用済み核燃料がむき出しになって火災が起き、さらに建屋内に水素ガスが充満して爆発した事態を想定。使用済み核燃料に含まれる放射性物質セシウム137が次々と気体化して大気中に放出された場合、どのように拡散するかを検討することにした。
普通に知られていることとはいえ、韓国人がこれを言ったことに驚いたがまともな人もいるということです。
皮肉なことに核が戦争抑止力になりうることは歴史上、世界戦略図や政治上事実であることは間違いないわけです。
被爆国日本が反対の声を上げることは悪いことではないし、正しい行為であると言えます。
しかし、正しいことと、行わなければいけないことは別です。イランがなぜ核を持とうとしたか?北がなぜ核を持ったか?
国際政治での発言力、政治力は紛れもなく軍事力とイコールです。
韓国人学者による発信は原発が災害や戦争で破壊された場合、その被害は地球規模で広がることを意味していることを改めて言っているわけですが恐ろしいですね!
意図しない別な形の核攻撃です。
なによりも隣国(3国)があまりに政治情勢不安定な上、管理も怪しすぎる。