8日日曜日に羅臼町のビジターセンターで開催された講演会に行ってきました。
この業界では有名な釧路市の斎藤獣医師です。
豊富な画像と巧みな話術で引き込まれます。
オオワシ、実は非常に危うい状態の生息状況であることがよくわかりました。
繁殖地ロシアでの相次ぐ開発による危機的状況は如何ともしがたいものがあります。
越冬地である日本、道内ではどうでしょうか?
この画像(オジロワシ)は外国ですが列車や自動車との衝突事故は意外と多いことに驚きました。
いっこうに無くならない鉛装弾による鉛中毒。
それでも今度からは道内での所持も禁止されるわけです。
でもね、外見からは区別がつかないのもあるので困ったことです。
最近問題になっているのがエコの名に隠れて普及しつつある風力発電です。実は多くの問題をはらんでいることを一般市民は知りません。それは推進する側があえて公表しないことになりますね。将来的にはこれも特定秘密になるでしょう。
時速300km以上の高速で回転する羽でご覧の通りです。
近い将来、オオワシは幻になるかもしれません。
ほかにもたくさんあったのですが載せるには貴重な研究成果を盗用される可能性があるので差し控えました。
餌付けも問題になっていましたね。羅臼の観光船も・・・・。
そういう自分もここ最近、市場出荷のために魚の選別をしているとカモメや希少なカラスに交じってオジロワシの幼鳥が傍まで来るんです?
最初は無視していたんですが今ではやっちゃっています。
やっぱりいけませんよね?
でもね、カラスに虐められながら濡れた羽でさぁ10m先でじっと見つめるんですよ・・・・貰うまで動かないし。